2013年08月05日12:00
エネルギー問題
カテゴリー │マキシ│経済│20代の哲学│ぶった斬る│イノベる(イノベーション)
まきしです。
昨今の原発問題に加え
シェールガスなどの天然ガスの登場など
「エネルギー問題の論争の問い方は間違っている」
と思ったので
勉強しようと手に取った本です。
「エネルギー論争の盲点」 著者 石井彰
正に、私が漠然と考えていたエネルギー問題の正しい問い方を
具体的かつ簡略的にエネルギー問題にズバリと説いた内容でした。
写真はWikiより
米国の砂漠に設置された太陽光パネル

昨今の原発問題に加え
シェールガスなどの天然ガスの登場など
「エネルギー問題の論争の問い方は間違っている」
と思ったので
勉強しようと手に取った本です。
「エネルギー論争の盲点」 著者 石井彰
正に、私が漠然と考えていたエネルギー問題の正しい問い方を
具体的かつ簡略的にエネルギー問題にズバリと説いた内容でした。
写真はWikiより
米国の砂漠に設置された太陽光パネル

人間の生活にはエネルギーが欠かせなくなり
石油、石炭、天然ガス、原子力、太陽光、風力、波力など
技術の発達により、いろいろな自然エネルギーを作る事ができたが
それは、石油が無くなるから
という話ではないんですよね。
同時に、掘削技術の発達もあり可採量も増え
あと50年とか言われていた石油も実は埋蔵量は一世紀あるという事実。
今、ガソリンの値段が上がっているのは
アジアの経済発展によるエネルギー需要が高くなったからだと予測します。
そして、5年とかの期間契約で石油の調達の価格決定が行わるので、
中国が一番盛り上がっていた時に契約した分が
いま値上がりしたガソリン部分なのではないかと思うのです。
なので、まずは石油が枯渇するという話は元も子もなくなった。
そして、ずっと太陽光発電には違和感があった私は
とても貴重な太陽光の話が載っていた。
コスト高と発電効率の不安定さ。
電力会社の買取価格には公的補助金が加えられ、高く設定されている。
それを除き、実質の価格となると
出力の不安定性を蓄電池による充電によりまかなうと
その技術コストや製造コストなど
買取価格によって得られる利益は、
今は20年で元が取れるなんて言われているが
補助金を除くと実質、その何倍も掛かる。
そして、補助金によって使われた税金の負担は
消費者などに来るという
太陽光エネルギーはこれだけ見てもパラドックスだらけ。
これは、1000kw時のコストを比較すると(ドル換算)
資料は、本にある「米国エネルギー省エネルギー情報局2009年のエネルギー白書」より
石油は約120ドル
天然ガスは約110ドル
原子力は約120ドル
風力は約150ドル
太陽光は約400ドル
となり、太陽光はエネルギーを作り出すだけで石油や天然ガスの約4倍のコストが必要とされている。
そして、稼働率は
石油、天然ガス、原子力では90%近いが
風力が約35%
太陽光は約22%と
生産性はとても小さい、
これが本当にエコとして成り立つのか?
まとめの一言
「太陽光発電は、今は小さい範囲でメリットを生かした点
自然環境を破壊することが無い面や、太陽光を多く浴びる環境がある
農家などに置くと、良いのだと思う。
そうすれば、税金に関してもコストに関してもより負担は小さくなるはずである。」
それを今回知ったことを踏まえ、まとめてみました。
これも読むべき本
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石油、石炭、天然ガス、原子力、太陽光、風力、波力など
技術の発達により、いろいろな自然エネルギーを作る事ができたが
それは、石油が無くなるから
という話ではないんですよね。
同時に、掘削技術の発達もあり可採量も増え
あと50年とか言われていた石油も実は埋蔵量は一世紀あるという事実。
今、ガソリンの値段が上がっているのは
アジアの経済発展によるエネルギー需要が高くなったからだと予測します。
そして、5年とかの期間契約で石油の調達の価格決定が行わるので、
中国が一番盛り上がっていた時に契約した分が
いま値上がりしたガソリン部分なのではないかと思うのです。
なので、まずは石油が枯渇するという話は元も子もなくなった。
そして、ずっと太陽光発電には違和感があった私は
とても貴重な太陽光の話が載っていた。
コスト高と発電効率の不安定さ。
電力会社の買取価格には公的補助金が加えられ、高く設定されている。
それを除き、実質の価格となると
出力の不安定性を蓄電池による充電によりまかなうと
その技術コストや製造コストなど
買取価格によって得られる利益は、
今は20年で元が取れるなんて言われているが
補助金を除くと実質、その何倍も掛かる。
そして、補助金によって使われた税金の負担は
消費者などに来るという
太陽光エネルギーはこれだけ見てもパラドックスだらけ。
これは、1000kw時のコストを比較すると(ドル換算)
資料は、本にある「米国エネルギー省エネルギー情報局2009年のエネルギー白書」より
石油は約120ドル
天然ガスは約110ドル
原子力は約120ドル
風力は約150ドル
太陽光は約400ドル
となり、太陽光はエネルギーを作り出すだけで石油や天然ガスの約4倍のコストが必要とされている。
そして、稼働率は
石油、天然ガス、原子力では90%近いが
風力が約35%
太陽光は約22%と
生産性はとても小さい、
これが本当にエコとして成り立つのか?
まとめの一言
「太陽光発電は、今は小さい範囲でメリットを生かした点
自然環境を破壊することが無い面や、太陽光を多く浴びる環境がある
農家などに置くと、良いのだと思う。
そうすれば、税金に関してもコストに関してもより負担は小さくなるはずである。」
それを今回知ったことを踏まえ、まとめてみました。
これも読むべき本
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