1971年の一年に起きた市場化とネット化の原点を見つけた。

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マキシです。

ジュンク堂でふらっと歩きながら
本棚から見つけた本を
ふらっと買って読んでみると
とても面白かったです。

図書館で読んで、気づいたら日が暮れていました笑

それについて感想を綴ってみました。

1971年の一年に起きた市場化とネット化の原点を見つけた。

1971年、ブレトンウッズ体制の崩壊からニクソンショックによる固定相場から変動相場への移行が行われた。
GOLDが世界基準の中心として、その有り所が世界を支配するという理想を掻き立てた。
言い換えれば、GOLDが世界支配基準を満たしていたのかもしれない。

固定相場、第一次世界大戦以後、米、欧、ソ連、
鉄の雨は赤い血とともに雨で濁った土にしみこんでいった。
血眼になって鉄を作り続けると同じく、鉄はお金を作っていた。

その重きは、変動相場制になり、米ドル通貨が基軸となり、GOLDの支配からアメリカという大国の実質的な世界の根底を成している。
1971年という年の一番の出来事は、お金を支えるものが、GOLDから一国という「信頼」の元に置かれるようになったことである。
時代の移り変わりは、水のように純粋であることを常に考えておかなければ、変化に翻弄されることを私たちは感じておかないといけない。
これが市場化の移り変わりの容易さを表すことではないかと、考える。

この年、もう一つの出来事が、今や世界を楽しませ、私たちはそれなしには生活が出来なくなっている。
コンピューター」の登場だ。

一つの命令の処理から、複数の処理、そして、複数を同時に、素早く、とチップに収められたデータは
いまや、人工知能として人間の代替機械となり、壮大な発展を遂げている。
その創造者いってもおかしくない、ビルゲイツ、スティーブジョブズ

いまのコンピューター発展の中心になったのが、1971年登場しだしたこの二人だ。
コンピューターはその後、小さくなり、だれもが手にすることが出来る。
パーソナルコンピューターは当時、2000ドル、当時のドル換算で約40万円以上もしていたが、現在は5万円も出せば良いのが買える。
その中には、携帯電話や、カメラ、テレビなども劇的に小型化し、同時に、薄くなり、軽量化している。

衝撃を加えるとすぐに壊れてしまうという危機感も添えて
「昔のものは良かった」
と振り返らせることもある。

新たに登場したものには、ミュージックプレイヤーや、カーナビ、電子書籍など、
今あるものは、リアルに近づいてくるデジタルだ。
生活の道具には欠かせないものとなり、利便性の他に、幸福と理性や知能の発達までいろいろな事物の変化の基盤になっている。

人類進化の速度が、「ムーアの法則」による指数関数的なものとされている。
その変化に恐怖を抱き、抵抗するものもいる。
また、その変化を楽しむものもいる。そして、変化に関与せずとも、伝統に従い、地球の中で生活を営むものもある。

新たな世界の入口となるか、とてつもなく大きな壁となるかは、誰にも促すことはできない。

誰もがいろんなことを考え、行動し、人と人の間が遠くなくとも、話したり、文書交換をリアルタイムで行うことが出来る。
この結びつきによって得られた情報は、新たなモノを生み出す。
この変化を、進化と呼ぶには少々的外れだが、

これが新たな生態系の形というと、人々は種として別物と成っているかもしれないと、

百年足らずの命となった過程に、ここ四十年ほどで二倍以上の命を得てきた事を直視せねばならないのかもしれない。


過去記事リンク

「リバース・イノベーション」
「イノベーションのジレンマ」
「シェールガスについてのまとめ」
「ネットバカ」
「しんかろん」
「ホリエモン ゼロ」
「2030年高齢社会」
「機械との競争」
「珈琲のサードウェーブ」
「本のない図書館」
「焙煎室にお邪魔」
「本は物体のことではない」
「出版が身近になるのでは」

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