2013年09月21日17:23


これです。
この三冊!
一部「家族八景」
テレパスを持つ主人公七瀬が各家庭でお手伝いさんとして住み込んだ話。
いろんな家庭が七瀬のテレパスによって
明確に入りこんでくる。
「水蜜桃」と「芝生は緑」がとても良かった。
二部「七瀬ふたたび」
二部から物語として、
より七瀬という人物が描かれるようになって
他の登場人物もいろいろ特徴があり
読み始めると止まりませんでした。
現実的な世界観が非現実的な世界観へと
いつのまにかシフトさせて読ませてくれます。
三部「エディプスの恋人」
二部の終わりで「え?」
となったのですが
三部の終わりに、あの紳士の話から
七瀬という存在の小ささ、儚さ、
それをまじまじと突きつけれられた彼女の
受け止め方が、知的であった彼女なりのものになり、
結構、面食らいました(笑)
筒井康隆の本を初めて読みましたが
すごく好きになりましたね。
キンドル
で読んでいたのですが
本も買ってしまいました。
僕は、三部が好きですね。
いろんな「思い」や「意識」を読み取って
見透かしてきた七瀬が
それを超えるモノに会い
存在そのものが「何処」にあるのか
SF要素が三部の最後にギュッと詰められていますが
あの壮大な語り口がたまらないです。
プラス、あの読後感!
是非一読を!
読んだら押して!

にほんブログ村
@MakishiTaitoさんをフォロー
筒井康隆 三部作
まきしです。
気になって
筒井康隆の三部作を読んだのですが
すごく良かったです。
感想を書いてみました。

気になって
筒井康隆の三部作を読んだのですが
すごく良かったです。
感想を書いてみました。



これです。
この三冊!
一部「家族八景」
テレパスを持つ主人公七瀬が各家庭でお手伝いさんとして住み込んだ話。
いろんな家庭が七瀬のテレパスによって
明確に入りこんでくる。
「水蜜桃」と「芝生は緑」がとても良かった。
二部「七瀬ふたたび」
二部から物語として、
より七瀬という人物が描かれるようになって
他の登場人物もいろいろ特徴があり
読み始めると止まりませんでした。
現実的な世界観が非現実的な世界観へと
いつのまにかシフトさせて読ませてくれます。
三部「エディプスの恋人」
二部の終わりで「え?」
となったのですが
三部の終わりに、あの紳士の話から
七瀬という存在の小ささ、儚さ、
それをまじまじと突きつけれられた彼女の
受け止め方が、知的であった彼女なりのものになり、
結構、面食らいました(笑)
筒井康隆の本を初めて読みましたが
すごく好きになりましたね。
キンドル
で読んでいたのですが
本も買ってしまいました。
僕は、三部が好きですね。
いろんな「思い」や「意識」を読み取って
見透かしてきた七瀬が
それを超えるモノに会い
存在そのものが「何処」にあるのか
SF要素が三部の最後にギュッと詰められていますが
あの壮大な語り口がたまらないです。
プラス、あの読後感!
是非一読を!
読んだら押して!

にほんブログ村
@MakishiTaitoさんをフォロー