シェールガス革命!弐

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今回はシェールガス革命について二回目です。

まきしです。

価格から取り上げていこうと思います。

シェールガス革命!弐

ロシアNOWより記事

過去記事



現在、原子力発電が止まり
火力発電が中心になる中で、
その燃料となる天然ガスは輸入に頼っている。

シェールガス革命!弐
BPエネルギー統計

この時、推定日本LNG輸入価格は4ドル前後に推移し、このヘンリーハブ価格と米国原油価格(WTI)は17ドル前後に推移し
価格差は4倍にもなる。

日本がアメリカから輸入することが出来ることになれば、
今は17ドル前後での輸入価格だが、米国からだと液化コストと輸送コストを含めても10ドル超えるか、と予測されている

日本LNG輸入価格=「原料価格Henryhub」+「液化コスト」+「基地燃料代」+「輸送コスト」

いま、米国内のガス生産が多くなり、調べていくと価格が低くなっていくなかで
企業が採算が取れなくなり、合併をしている企業があることがわかった。
供給過多になり、市場での使い道が生産と同時に広がりにく状態なのかなと思います。

しかし、オバマ大統領が国策としてエネルギー政策を打ち出そうしている。
これは石炭、原油、天然ガスのCO2排出量が、10:8:6、の割合で低く、
窒素酸化物も低く、硫黄酸化物はゼロの排出と言われ、環境影響が低くなると見られると考えられ、天然ガスへのシフトが考えられているのかなと思います。

それに伴って、国内での流通が増え、国外にも流通するとなると、価格は今の価格よりも高くなると考えられ
原油との価格を予想すると差はつかなくなってくるのかなと思います。

輸出する量の確保がどのくらいになるかがまだ定まっていないためわかりませんが、
企業の採算性も含めて、その制約のなかで価格を低く保つのは難しく、

むしろ、価格が低くなる要因は米国ではなく、天然ガスや石油を輸出してオイルマネーを作っている国が、
埋蔵する天然ガスを輸出していくことによるものではないかと思います。

シェールガス革命!弐
BPエネルギー統計

確認埋蔵量でも中東やロシアなどで7割も占めています。
アジアは中国がほとんど占めるのではないかと思います。

アメリカの埋蔵量は年々下方修正されているのもみると、どんどん正確な数字になるのではないかと思います。
これはロシアや中東、中国なんかも同じで
量はこれからどんどん増えると思いますが、やはり、買い手の多様化が重要なところだと思います。


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