シェールガスについてのまとめ

カテゴリー │マキシ経済

まきしです。

シェールガスについて調べた事をまとめ考察を書いてみました。

シェールガスについてのまとめ

「シェールガスについての考察」

経済の発展の弾力が高いほど、環境への影響のバウンドも高い事がわかった。
 シェールガスを調べてみると、問題はメリットの部分が先走り、デメリットの部分が見えにくくなっているのが現段階のシェールガス事情なのではないかという結論になった。
シェールガスが注目を浴びたのは2000年代はじめに技術が確立した点が大きい。

地球温暖化、砂漠化、海面上昇、北極の氷融解などの環境問題が問題となり、その対策に目が向き始めた中で、一番の環境問題対策として、「二酸化炭素排出の削減」である。自動車や工場など、二酸化炭素排出を抑制しようと「省エネ」をテーマとして、環境対策を社会のイメージに定着させてきたと言えるでしょう。
今回のシェールガスの技術の確立により、米国内の生産量が増加し、国内のエネルギー自給率を高めていることの要因には、上流の生産段階、中流の輸送段階、下流の消費段階、この3つのうち、上流と中流の段階が既に準備された所で、最後は消費段階をどのようにしていくかが課題となっている。
 オバマ大統領が掲げるエネルギー政策は、「二酸化炭素排出削減」の裏に、シェールガス開発の追い風があることが伺える。天然ガスは、石油の8割、石炭の6割の二酸化炭素排出量として、環境対策の中で注目を浴びるのは当然である。
そして、ガスや石油から精製されるプラントによる製造業の発展も予想することが出来る。
シェールガスの中身は、土地の権利者が国ではなく、①その土地の保有者にあるということ、②水圧破粋に使用する水の確保ができること、③土地の蓄積データが豊富であること、主にこの3つが開発を活発化させた要因だと考えられる。

しかし、環境影響に対する配慮が行われていないという事実が今後の足枷になるだろう。
現在、世界中で綺麗な水が貴重なものとなり、水資源が注目を浴びる中、シェールガスによって水質汚染を招いていることは、大量の水の無駄使いである。これが使用した水だけではなく、川や生活用水などが流れる土壌に流れ、生き物全体に悪影響を与えるのは必須である。ガスの漏出が、硫化水素の汚染が、川や蛇口からでる水が発火要因となり、メタンの放出、森林などの偶発的発火を引き起こす可能性も考えられる。

水質汚染の原因がシェールガス開発にあるという可能性が2011年4月4日に発表されたデューク大学の調査により高まった。これまでは、飲料水などのある地層よりも下の層でのガス開発が行われていたため、汚染の根拠とするところが難しい面があったが、今回の結果は、ガス開発地での調査によりガスが漏れ出ていることが確認されたのである。

これからは廃水処理の適切な対処、使用物質の公開の義務などの安全性の確保に重点が置かれると予想される。
国民による消費増よりも、米国は他国への輸送を目的とした法改正を行い、輸出国となる可能性が高い。
それは、欧州や中国ロシアなどの国にも眠るシェールガス開発が、環境問題、技術的問題などにより開発が容易に進まない点を考えると、生産コストなどの需給バランスにより利益を生むのが難しくなることも予想されるからである。

にほんブログ村 大学生日記ブログへ
にほんブログ村
シェールガスについてのまとめ






同じカテゴリー(マキシ)の記事
学生ブログは終わり
学生ブログは終わり(2014-03-28 20:03)

makishi二月の読書記録
makishi二月の読書記録(2014-03-03 02:06)


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。