アダム・スミス読

カテゴリー │マキシ本 学術本経済

前日PV66
悪魔の数字が並んでいます。
なんかいやだなー
寒いなー

マキシです。

先日、面白い教授に惹かれて読んでる本について書きました。
それを読み終えたので、感想を。


以上その記事のリンクです。

いまから300年前、1700年代
西欧化をはじめ、地球全体が一つの世界へと変わろうと
人間が右往左往していた。

そんな中
一人の男が教鞭を取っていた。

名前は「アダム・スミス」
後に、「国富論」を作ったのが、この男だ。

アダム・スミス読

私は、彼の書いたというよりも、彼が講義を受けていた聴衆に残した記録を元に、出版された
「法学講義」
を読み終えた。

内容は
司法、公法学、家族法、私法、生活行政、軍備、国際法
に別れ
人、お金、物、
の権利についてわかりやすくまとめられている。

アダム・スミスが書いたのではなく
受講生の記録から作られているため、わかりやすいのかもしれない。

・隷属化のなかでの労働から、自国と他国との関わりが経済にどんな影響をもたらすのか
・夫と妻の権利や保証がどんなふうに認知されていたのか
・土地や物の所有権の持ち方

など
人が生きていく上で必要となる根本を示す内容が記されていて、300年経つ今も読んでていても、そこまで遜色の違いはない。

でも、当時のヨーロッパの社会背景などが現代版には補足と付いていて、それを踏まえながら読むと、より理解が深まりました。
・市民法civil lawは、民法とも訳すが、財産法としてのローマ法のことである。
・専門職professionとは、自由人にふさわしい職業という意味で、農、工、商業はふくまれない。古代、中世の伝統的な考え方による。

など

一つの歴史書となり、時代の流れを習ってきたのが多かったけど、
一つの国、イギリスに留まり、法学からヨーロッパを見つめる内容はとても面白かったです。

君主制による支配の場合の経済の回り方
特に、輸入税輸出税の話は、理解しづらかったけど、
重要な部分なのだろうなと感じたため、理解出来る範囲で読み切りました。

この時代の労働者が特に「奴隷」の意味で表されていて、
その部分での労働者と投資家、政府、などの位置関係に意を呈して
述べている点が、非常に興味深いです。

現在は、環境が全く違い、
アダム・スミスが伝えたいことは理解されにくいのかなと思いましたが、
最後に綴られている、
「分業論」
は、少しの内容だけですが、
イノベーションの基礎を示すのでは
などと思いました




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