アダムスミスの矛盾

カテゴリー │マキシ講義経済

マキシです。

前回書いた
「アダムスミスの富」
URL:http://makitake.ti-da.net/e5112789.html

今日は、価値論の矛盾をまとめてみます。

アダムスミスの矛盾

アダムスミスは最初

生産したものを売り、交換し、消費する事を、一つの流れとし

生産者→商人→商業社会

という、生産者が商人にまでなり売買を行う
「独立生産者」
となっていた。

この場合の商品交換の基準は、
投下労働量
となり

商品価値は①実質価格=生産や獲得に要する労苦や煩労(投下労働量)
        
       ②名目価格=市場での駆け引き、購買力や販売価格(支配労働量)

この①と②が等しくなり価値となっていた

『投下労働量=支配労働量』

ここから
初期未開社会→、労働生産物は全て労働者に属する
           私的所有の社会

から

文明社会→労働生産物は労働者に属さない
       私的所有のある社会

へと変わり

商品価格=地代+利潤+賃銀

となり

土地所有は、地代
資本蓄積は、利潤

を持つようになった。

この3つが支配労働量となり
投下労働量に対して等しくなくなり、大きくなった

『支配労働量>投下労働量』

となり

アダムスミスの価値論に矛盾が生じた。


教授いわくこの矛盾に気づいたスミスは
「矛盾しちゃった」
という軽い感じだったとか(笑)


だけど、昔は賃金ではなく賃銀だったことに気づいた。
金より銀の方が豊富で流通するからね。

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アダムスミスの矛盾



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