日本の天然ガスの不思議。

カテゴリー │マキシ経済

マキシです。

原子力発電が止まっている中で
火力発電を中心に電力が供給されている。

天然ガスを調べていたら
面白い事がわかってきました。

図1 「日本の原油輸入量と輸入価格」

日本の天然ガスの不思議。

図2 「日本の天然ガス輸入量と輸入価格」

日本の天然ガスの不思議。

図3 「日本の一次エネルギー国内供給実績」

日本の天然ガスの不思議。

資料出所 エネルギー白書2013より

2011年の東日本大震災以降の影響から、原子力発電による電力供給は2013年現在は稼働している所はなく、ゼロとなっている。
2012年は大飯原発などが動いていたが今年になり稼働停止している。
火力発電によるエネルギー供給が中心に行われている中で、
天然ガスの輸入量が増えたと思い、そういう資料なども読んでいたけど
実際グラフや数値をみていると意外とそうでもない。

図3を見ると、原子力による電力供給は急激に減り、ゼロ水準になっている。
天然ガスがその影響で急激に増加したかというとそうでもない。
上昇傾向から一つ段階を上げたくらい。
石炭はどちらかといえば2010年以降は減少傾向している。
石油は2007年から減少が目立ち、2009年以降からは上昇傾向にある。

図2を見ると、天然ガスは2012年の1月から3月ごろが一番伸び、それからは以前と同じ水準になる傾向にある。
輸入価格だけが「ジャパンプレミアム」となり、高い水準を保っている状態にある。

図1を見ると、原油は2009年からはほぼ横ばいとなり、輸入価格が高くなっている傾向にある。
むしろ、2012年後半は低い。

このデータによるエネルギーだけをみると、供給量が低くなり、需要のパイが小さくなったのかなと思いました。
経済の低迷もあったり、計画停電などの節電対策などの電力消費が小さくなったりしたのが原因ではないかと思いました。
あとは、津波などの影響による工場などの建物の崩壊の影響もあると思います。

こうみてみておもったのが、原子力発電による電力供給が石油、石炭、天然ガスの次に低いということです。
安定的に供給はできるけども、どれだけ供給していたかを考えると、エネルギーの市場はまだまだ資源エネルギーが占めている状況です。
原子力発電が停止し、ほかのエネルギー資源が輸入が増加したと考えるのは少し大げさに思えました。

ただ、輸入に依存しているため、他国からの価格が高くなっているのが痛手だと思います。
貿易収支赤字も輸入増加というよりも価格が高くなったことによるものだと考える方が妥当だと思います。

2013年のデータをまだみていませんが、アベノミクスによる影響がどの程度なのか気になりまず。
どちらかというと、アジアに進出した企業の活発化が目立っていたと思います。
国内は、そこまで活気だったかといえばまだ実感というところまでは来ていないと感じます。
エネルギー消費も、上昇するけど小さいのかなと推測します。
輸入価格は高ままのところでしょう。

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