沖縄の公共バスの不便さが、海外や内地にから帰ってからとても目立ちました。
そこで、卒業論文の課題もこの課題をテーマとして取り上げて、作っていこうと決めました。
調べる前の自分で気づいた変化から、
まずは、
良くなってきた点について
① GPSを使ったバスの追跡
② 時間表と路線図が以前より見やすくなった
③ 那覇新都心などで走っている、小範囲の低価格バスの導入
私が感じた変化は、この三つです。
普段、あまり公共バスを使わないため、気づく点は少ないと思います。
次に、
不便だなと感じた点
① バス停の時間表がボロボロしていて、まとまりのない貼り付け。
② 雨の日などの保護策の不十分。
③ 支払いシステムの複雑さ。
④ サイトでの確認の際に、公共バス会社それぞれのサイトにリンクしているため、まとまりがなくわかりにくい。
今は、先日利用した際に感じた、この四つを思い浮かべました。
これから簡単に、変えていくべきところを綴っていこうと思います。
沖縄は、日本の中でも世界の中でも、観光県として位置しています。
そのなかで、旅行者は身軽に観光ができないかと、滞在中の計画を考えます。
現在沖縄では、レンタカーが主流となっている。
車を借りると、コストがまず跳ね上がります。
一日に軽自動車の場合だと3000円から4000円は掛かるのではないかと思います。
二泊するだけでも、ガソリンを含めて
10000円近くも掛かります。
車の場合は、3人や4人となると割安になると思いますが、1人や2人となると負担になるのではないかと思います。
この観光県として成り立っている沖縄が、次に力を入れるべき所は
公共交通利用の利便性だと、私は目をつけました。
それを一つ一つ提案していきます。
① 時間表
バス停に貼り付ける場合の時間表は、プラスチック板にプリントして、ラミネートをし、貼り付けする事で、わかりやすいデザインを用いることで解決できると思います。
インターネットでの場合は、サイトにリンクをする形では接続時間などの詰まりが生じるので、
アプリを開発して、2回3回クリックすることで確認出来るようなものを作るべきです。
いつも使うバスなどの、
お気に入り登録や
GPSでの追跡機能を使い、近づいてくるとアラームが鳴るようにすると、気軽に近くのコンビニやカフェに立ち寄れます。
② バス停での待ち時間
これは、今沖縄では、屋根だけがついているバス停がほとんどで、雨や風などを防ぐ事ができず、待っている人は
苦い思いをしながらバスを待ちます。
解決策として、透明なプラスチック板を作り、
周りも囲むように作り、中には
折りたたみの椅子を設置し、妊婦さんや、赤ちゃんを抱く人、身体の不自由な人も座って待つことが出来る環境を作ります。
待つ人全員が、
安全かつ安心をしてバスを迎える事ができます。
プラスチック板には、大きく広告を貼り付け、そこに時間表を貼ることで、確認がしやすくなります。
③ 支払いシステム
これは、特に使いづらいなと感じます。
いちいち、番号の下に割り振られた金額を下りる前に確認して、料金を用意しなければなりません。
動いている車内でお金を財布から取り出す時に、小銭が多いとバスが揺れた際に落としやすくなります。
これは、金額を指定し、なるべく
小銭を出さないような金額設定をし、また、パスを作り、それを運転手や機械に読み込んで確認することができれば一番良いでしょう。
今普及している
電子マネーも用いる事ができれば、もっと使いやすく、乗り降りがスムーズになるはずです。
利用状況も同時に確認でき、
番号札要らずになるはずです。
運賃に関しても
アプリに統一して、乗る前にも確認出来れば、事前に用意することができると思います。
そして、両替やパスや電子マネーで払えないトラブルが生じた場合には、現金で払えるように、運転席に設置すれば問題はないでしょう。
これだけでも、
本数を増やしたり、
バスの種類を増やしたりしなくても、
利便性は非常に
向上し、県民も気軽に使うでしょう。
観光客は特に、慣れがないために、こういう簡単なシステムがバスの利用向上に繋がり、
身軽さを確保出来ると思います。
車の場合は駐車場が必要になり、バス利用によって、駐車場を探したりする手間を無くすことと、
事故を減少させる要因の一つにもなります。
これらを踏まえて、考える事が出来るところまで考えてみます。
モノレールとバスの連携は非常に重要です。
モノレールの路線は主に観光地につながります。
モノレール降りて行動をする際の、バスは、観光地を隅々まで行くことができ、モノレールとの
待ち時間を狭め、停まるバスの数を増やせば、とてもスムーズな観光が出来るはずです。
今まで、車でしか行けなかったバスの路線や、これから展開していく観光バス、モノレールなどの質も同時に高めることができるのではないかと思います。
沖縄の昨年
24年度の観光客数は
約593万人です。
前年と比べて、
約40万人増加しています。
これは、中国バブルとともに、中国の客船などの誘致が主な理由だと思います。
お金が周るということは、人が動くことです。
これは、どんなにIT化しても変わらないです。
どんなして、人が動きやすく移動できるのか?
これをマネジメントしていかなければなりません。
観光客が増えると、公共交通を使う人が増える。
そうすると、海外の人がこれからも増えると思います。
バスの表記も
英語を用意すれば、異文化交流が直に行える事ができるようになり、身近に外人と接することで、理解が深まり、沖縄の米軍問題にしても、何が悪いのかがはっきりと見えてくるでしょう。
公共バスが県民の利用と、観光客の利用に分けるような今の利用形態だと、お店や、ホテル、などの経済面で
偏りが出てきます。
この利用形態を、融合させ、
運行範囲によってバスの利用形態を変えることができれば、行きたいところに行きやすく、両者にとって
利便性と
経済効果が高くなります。
那覇市などの中心地は人が多いため、県庁周辺から三段階ほどに分けて、周縁部にバスを展開し、最高300円以内で利用できれば、とても使いやすい路線になるはずです。
(大学生として不便なので)
学校を結ぶ路線の増加をして欲しいです。
あとは、那覇市から北部へ、路線をどんな形で展開させていくかが重要です。
ここで、
北部、中部、南部の三つの車庫を利用して、
高速バス一本でそれぞれ行き来できるようにし、
北部では、そこではじめてレンタカーを使う事で、
移動距離、時間も、使う回数、コストも抑える事ができるのではないかなと思います。
中部は、那覇市のような展開の仕方で、移動距離が長くなるため、
乗客の希望する場所で乗り降り出来るシステムがあると面白いかなと思いつきました。
今回、書き綴っていくと、こういう事が頭から出てきました。
いかがでしたか?
お読みなった方の意見を聞きたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
m(_ _)m
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