テクノロジーの発達によって、労働が機械に搾取される。
と言われてきたが、なぜだろうか。
人間の生活の充実度は、機械を用いることで高くなってきたはずである。
洗濯機によって、洗濯する時間を買い物や仕事、睡眠、散歩ができる時間が生まれ。
自動車によって、移動時間が短縮し、一日で用事を済ませることが出来る。
それが、普及しない以前は工場などにあり、機械化が進むと人間の労働が取って変わられた。
ラッダイト運動が行われた環境は、機械の導入によって居場所がなくなってしまうのではないか、という不安の中で起こったものだった。
しかし、それは今では違うものとなっている。
チェスのチャンピオンが人間でも機械でもなく
「人間と機械」のチーム
二つがタッグを組んだものがチャンピオンとなっている。
これがこれからの社会を示す一つの現象として、とても納得のいく例でした。
先日、ジョージルーカスの初期の作品「THX 1138」をたまたま観ました。
全ての生活が機械によって管理された中で、そのシステムから逃げ出そうとする内容で、
あまり台詞も語らず、意味深なことばかりを主人公たちが口にします。
その中で一つ気になったのが、
セラピストが機械化され、相談者を励ます台詞を言うことで、会話が成り立っているかのように思える場面です。
このことが、両者の差異に関わる部分ではないかと思います。
頭脳と知能は、比較すると誤差を生むが、頭脳と知能を両方同時に用いていくと、アイディアが生まれ、イノベーションを起こすきっかけになるのではないかと思いました。
ネット上に、音楽や書籍、アプリなどが新たな市場として創出されたのも、労働の枠組みがどんどん大きくなっているという意味で、これからますます飛躍どころか跳躍していくことができるのではないかと思います。
こうした可能性を見ることができるこの本は、必読書です。
過去記事リンク
「リバース・イノベーション」
「イノベーションのジレンマ」
「シェールガスについてのまとめ」
「ネットバカ」
「しんかろん」
「ホリエモン ゼロ」
「2030年高齢社会」
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