動作によって、伝える。
言葉を話し、伝える。
言葉を具現化し、伝える。
言葉を具現化するために本という書物が作り出された。
それは、「書く」という行為によって生まれ、
人類の発達に大きく寄与したものだと思う。
「話す」には、最低二人の人間が関与し、それぞれの情報交換が行われる。
「書く」ことによって、二人の間に複数の情報が加えられることが可能になった。
第三者の記憶や記録が、文書や図によって記されることで、保管出来、
だれもが、それを一次情報として受け取ることが出来るようになる。
これが積み重なり、現在、
「本」という書物がありふれている。
過去から現在に至るまでの人類の進化を辿れる一つの証拠として、存在している。
最近、ホームページを作成することに興味を持ち、
どんな仕組みで出来ているのかを、少し勉強してみた。
それも文字を入力し、それに従いページが表示される。
考えてみると、
「本」は物体のことではない。それは持続して展開される論点やナラティヴだ
リンクより
ネットというページが一つの論点やナラティブになるのも、
作成者の意図によって作り出されたものが
一つのページと化しているからなのだ。
と思うことが出来た。
ネットワークによって、誰もがいまや読むことができ、見ることができる。
この進化にあるのが、
「自分がいま何をしているのか」
というSNSの発展によって、情報にまとまりができるようになった。
データの蓄積などによって示されるもの(不可視)から、可視化しているもの。
これは、本という物体にはならないが、個人のデータという塊、なっている。
ページによって、
タイムライン、スケジュール、動画、画像などの個人のキュレーションが整ったものを作ることが出来る。
これは、人がいままで、ページを読んできたのとは違い、
容易に具現化出来てしまう。
これからどんどんそういうものが出てくると思う。
ネットの中で、文書や画像などのデータ交換から、
お金や物の交換が容易になっていくとだろうと予測する。
生活の質の向上の新たなステップが、そこにあると確信した。
本が物体ではない
それは、いつの日か時間の経過を辿る軌跡を記すことが出来る
あらたな世界を作り出していくことなのかもしれない。
過去記事リンク
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