お金ってなに?
前日PV 11。
厳しいな~。
マキシです。
「お金」
お金は天下の廻りものとされ、
いまや、お金は誰もが手にするものとなっています。
今日はお金について考えてみようと思います。
使い方とか、価値の不整合とかではなく
より
根源に迫るような
そんな話ができたらと思います。
昨年、こんな本に出会いました。
「エンデの遺言」
という
「ネバーエンディングストーリー」や
小学校から課題図書として出されている「モモ」
などを書いた作者が亡くなった後に、
NHKが、これまで取材してきた資料をまとめ、
「お金とは何か?」
と、ミヒャエル・エンデ氏が
伝えようとしたことを書きお越した本です。
その時、私は
労働価値とは
商品価値とは
時間価値とは
など
あらゆるものがお金により換算される今、
「お金って何?」
と疑問に思っていました。
考えてみてください。
お金が登場したのは、
物と物を交換する際の
その二つの対象となる「物」の価値を天秤で揃えるために
現れたのが、
「お金」です。
すると、すべてがお金によって変えられ、
人や土地、技術、歴史、
物の対象がお金ではなく
お金の対象が万物へと
変化してきたのではと思ったのです。
経済という名の土地は
国の境界線によって
お金の価値が変動し
世界共通というよりも
世界格差を作る要因にもなっています。
ここからは、
「貨幣」を中心に書きます。
一枚の紙
その色やデザイン、質によって
価値が変わりますが
どんなに使っても
どんなにボロくなっても
どんなにたくさんあっても
一万円は一万円
五千円は五千円
千円は千円
のままです。
エンデが問いかけたのが
ここからです。
「なぜ物は時間と共に古く、価値が減るのに対し
貨幣は時間は過ぎても、価値が不変なのか?」
この問を読んだとき
私は驚きました。
これほどお金に対し、根源を突くような
自分の考えがなかったのと同時に、
やっと、この本に出会えた。
本を読み始めて
最初の感動を覚えました。
「価値が減る貨幣」
というのを考えた事がありますか?
そこで、エンデは自分の考えている事が
実際に行われていることに驚いたのです。
ヨーロッパで地域通貨として
国の貨幣とともに使える貨幣として存在していたのです。
地域通貨は特定の地域の中で使われ、
貨幣が人に使われる度に一定の価値が減っていき
流通の促進が行われたのです。
経済効果というよりも
民の生活の充実が計られ
物とお金の流通が相乗効果することが
はっきりと現れた。
そんな現実を見て
エンデの遺言は
加速していきます。
(詳細をあまり思い出せないので省略。
もう一度、読もうと思います。)
やはり
どんなにお金を持っていようとも
それを物に変え
使う事ができなければ
お金に価値などないではないか。
こう思ったのです。
しかし、国が動く上では
いまや税金が必要です。
昔のようなお米などの貢物とは変わりました。
国の貨幣とともに
地域通貨を使い、ものを廻せるようにする
そうすれば、
一定の貯金を行い
国レベルではインフラが加速し
生活の質が上昇する
新しい実体経済を学んだなと
今は思います。
それからというもの
海外に行ってからというもの
いい意味で
「お金に無頓着」
になったなと自分で感じています。
「お金とは何か?」
もう一度、根源から問いてみませんか?
Time is money.
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