シェール革命って起こるの!?
キンドルで出版されている
「シェール革命 米国最前線」が
100円であったので読んでみました。
中身は、カンブリア宮殿の内容と同じく
シェールガスや、オイルの掘削技術が発達したアメリカでの現状が書かれていました。
技術製品関連での日本企業が沸く、恩恵もあり、これからロシアや中国などにも眠るシェールオイルが採掘される事を考えると、日本の技術が躍動していくのかなとも思います。
そして、経済効果についても書かれ、
シェールガスを掘削している州での
失業率が0,9%という低さ示すなど、
カンブリア宮殿での特集では、
都心部で働いて貰う給料の
10倍以上の給料が、採掘に関わることで得られるという事で、家族で引越しをしてきたり、学生が休みを利用して働きにきたりしていました。
米国では原油からのシフトが着々と行われ、
原油の四分の一の価格でシェールガスが販売されているとなると、原油販売では採算も取れなくなり、
シェールガスへ切り替えるのも当然の流れとなるでしょう。
そこで、アメリカでは、シェールガスの
供給インフラが充実しているために、そういった切り替えが行う事が出来、産業全体もシフトしやすいのだと思います。
あとは、技術を普及させ、使う事が出来るようにするという、
市場のシフトを行う事が重要です。
まだまだビジネスチャンスがある、
革命ですね。
でも、
革命と言えども、環境問題によって排出の面や採掘場の環境破壊が問題となるのは承知の事実。
地主は
25%の利益を企業から貰うという事で、莫大なお金を得るとなると、土地をあげますよね(笑)
環境問題が大々的に問われる昨今は、
社会的貢献
も含めたものが重要視されています。
地主や採掘企業がそういった面にも
目を向ければ、非営利のような形のビジネスが出来上がると思います。
今後問題となってくるのは、普及した後の労働の問題と、環境面での配慮、シフトした後の原油産業、などが挙げられてくるのではないでしょうか。
オバマ大統領は100年のエネルギーと言っていましたが
東洋経済では400年と書かれています。
どちらにせよ、新しい地下資源をアメリカが得たのは事実です。
日本も2017年に輸入をすることが決まり、
これから特に技術分野での発展を踏まえ、インフラの普及と、
自然エネルギーとの適材適所を考えた産業発達を考えていかないといけないと思います。
シェール革命がエネルギー分野に革命を起こすことは事実ですが
そこまでの大きい革命になるとは考えていません。
省エネルギーの発達によって、
エネルギーの概念が昔とは全く変わっています。
あまり騒がれないのもそういった事を踏まえてのことだと思います。
シェール革命は、むしろ時代遅れになるかもしれません。
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