99.9%は仮説

マキタケ

2013年06月28日 17:06

マキシです。

BOOKOFFに立ち寄った時に
今は、新書の本を読みたいなと気分だったので
新書が置かれている本棚に足を進め

この本を一度は流していたけど、
二度目には、ページを開いて目次を見ていた。

すると、
科学の視点からの内容だったのを知って
読むことにした。

地動説を唱えたガリレオは当時、
星を見る望遠鏡を作った。
離れたものがはっきり見えるその棒は
地上を見る上では、発明者として称えられた。

しかし、星をみると
月は凸凹で神秘的なものではなかった。
当時の[神が人間を作った]
という神教が
そんなはずはない
という宗教観によって認められずに
ガリレオは悪者扱いされた。

伝説となる
それでも地球は動いている
が、裁判中に出た。

これは、言われたかどうかがはっきりしていないから伝説と言われている。

「〜だろう」という先入観によって
事実を認められなかった。

つまり、仮説を元に社会が進んでいた。
その中に、新しい仮説
月は凸凹なのかもしれない
という新たな事実を元に立てられた仮説が排除された。

科学の世界では日々ずっと
研究によって仮説が塗り替えられていく。

これを踏まえて
新たな視点の構え方が記されているが

これもまた仮説に過ぎないという感覚を味あわせてくれる。

アインシュタインの相対性理論とホーキングの宇宙理論がなぜ注目されているのか

常識破りな理論をどのように読み解けばいいのかを
簡単にではあるけど、十分な内容と問題で提起されていて、
とても面白かった。

0.01%が何を示しているのかは記述がないけど
仮説が仮説を生み、仮説となっていく過程を読んでいくと

「科学によって起源を説明付ける事は可能になるかもしれないけど
起源そのものを説明付ける事はできない」

と書かれている部分を見て
僕の時間は止まった。

時間とは何か?

を、一方向性から考えることは
多面的な事柄を説明できない。

いろいろ頭で整理していた事が、
また疑問を作った。

簡単に読めるけど
難しい本です。



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