カイピリーニャ

マキタケ

2013年07月15日 12:00

まきしです。

就職してから、偶然沖縄に帰って来ることができた友人と仲間三人で
お酒の時間を楽しんだ。

お腹もいっぱいになり
ゆっくり飲めるところへと足を動かすことに、

夜、路上ライブや酒乱に盛り上がる国際通りを横切り
そんな盛り上がりとは離れ
やわらかいライトの光が
足元に連なる階段の立体的な奥行きを照らしていた。

ここで、「カイピリーニャ」を飲むことができた。
船戸与一の「山猫の夏」を読んで以来、
山猫が飲むカクテルがずっと気になっていた。

それは、ラムベースにライムを入れ、砂糖を入れたものだが、
山猫は、砂糖は入れずに、ライムを絞っていれるだけという
「カイピリンガ」だった。
初めて飲む「カイピリーニャ」を頼み
運ばれて来る「カイピリーニャ」は、露出度の高い女性の胸元に
お盆と乗せられて、目の前に置かれた。

おそらく砂糖は入っていないタイプだった。
氷にライム、ラム酒のロック。

色気もなければ、味気もない
「カイピリーニャ」

シンプルな風貌をした中には、
度数の高さとライムの酸味だけが

山猫の想像通りの姿のように
ガツンとくる強さがあった。

憧れる強さと聡明さを持ち合わせた男

胸を躍らす一杯は、
いつも彼女に抱かれていたんだ。


カイピリーニャ詳細情報

http://apl.suntory.co.jp/wnb/cocktail/recipe/caipirinha/






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