光が入って来る時間が遅れてやってくることは避けられない。
だから、どんなに見ようとしても、その錯覚からは逃れられない。
太陽を地球で見ているが、それは8.3分前の太陽であって
爆発とかしても、それを見るのに8.3分かかるということ。
そして、地球で私たちが知っている元素などは宇宙にあるものの4%ほどのものに過ぎない。
というところから、素粒子論に入り、
人間や地球はその集大成として存在しているということを知り
また、いつもいろいろなモノが宇宙空間を漂い、
物体をすり抜けて行く素粒子などの話しは面白かったです。
最後の方の、対称性の話も、細かくは理解できませんでしたが、
基本的にはエネルギーの関係はプラスマイナスゼロになる
ということを知り
なるほど!と思いながら、一人で歓喜してしまいました(笑)
ウロボロスの蛇
を例えに、宇宙というマクロがミクロにつながり、それが
完全性となる
という筆者の考えに一番共感しました。
生物が好きな僕は、遺伝子学などの本を読んだりして
適当に勉強しているのですが
ミクロに行けば行くほど
宇宙空間と同じ空間に見えてくるのです。
その考えも踏まえて書かれて
そして対話しているかのような書き口で読みやすく
とても楽しく読めました。
一番印象に残ってるのは、
それぞれの理論の関係がわからずに
しかめながらページをめくった時に
「ビレッジ マウンテン!」
の下りが面白かったです。
宇宙を一言で表すと
「
限りなくゼロに近い粒たち」
是非一読を。
読んだら押して!
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