宇宙は何で出来ているのか

マキタケ

2013年10月03日 18:34

「宇宙は何で出来ているのか」
著 村山斎

読了しました。

まきしです。

この本は105円という安さで本屋に並んでいて
中身も見ずに購入した本です。

宇宙は、膨張しているという話から始まり、
それが、膨張速度がどんどん速くなっているという現在の話の中で

宇宙の先をどんなに見ようとしても、

光が入って来る時間が遅れてやってくることは避けられない。
だから、どんなに見ようとしても、その錯覚からは逃れられない。

太陽を地球で見ているが、それは8.3分前の太陽であって
爆発とかしても、それを見るのに8.3分かかるということ。

そして、地球で私たちが知っている元素などは宇宙にあるものの4%ほどのものに過ぎない。
というところから、素粒子論に入り、
人間や地球はその集大成として存在しているということを知り
また、いつもいろいろなモノが宇宙空間を漂い、
物体をすり抜けて行く素粒子などの話しは面白かったです。

最後の方の、対称性の話も、細かくは理解できませんでしたが、
基本的にはエネルギーの関係はプラスマイナスゼロになる
ということを知り

なるほど!と思いながら、一人で歓喜してしまいました(笑)

ウロボロスの蛇

を例えに、宇宙というマクロがミクロにつながり、それが
完全性となる

という筆者の考えに一番共感しました。
生物が好きな僕は、遺伝子学などの本を読んだりして
適当に勉強しているのですが

ミクロに行けば行くほど
宇宙空間と同じ空間に見えてくるのです。

その考えも踏まえて書かれて
そして対話しているかのような書き口で読みやすく
とても楽しく読めました。

一番印象に残ってるのは、
それぞれの理論の関係がわからずに
しかめながらページをめくった時に
「ビレッジ マウンテン!」
の下りが面白かったです。

宇宙を一言で表すと

限りなくゼロに近い粒たち

是非一読を。

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